最近の中国の餃子事情

餃子は日本に伝わり、中国とは異なる独自の路線で繁栄をしているけれど、最近の中国の餃子事情はどうなってるんだろう。
「中国とは異なる独自の路線」という明確な違いとしては、中国は「主食」として、日本は「おかず」としての認識の違いがある。
例えば、「餃子をおかずに白飯を食べる」ということは中国人からすると、「ん?」となる。

「お好み焼き定食」のような感じなのかもしれない。

餃子コンシェルジュの上海人に「最近の中国の餃子事情」を聞いてみた。

餃子は中国の東北地方を中心に食べられている。主に水餃子。
中部から南部へ行くほど「ワンタン」を食べる場合が多い。

最近は食べる物が色々あるので、餃子離れしている傾向にあるということだ。
それでもお正月やお祝いの時は、家族みんなで餃子を作って食べるという習慣は残っている。

焼き餃子は南部では「ファストフード(ランチなど)」として、さっと食べられるというメリットで食べる人が多いとのこと。

そして上海では日本のラーメン屋が人気で、そのメニューのなかで「日式餃子」が広まっているらしいです。

何にしても時代が変わるなかで食べられるスタイルも変化する。
中国でもそのうち「ご当地餃子」は流行る可能性がある気がします。

Related posts

  1. 北九州の餃子の歴史

  2. [:ja]2017年1月28日は世界で一番餃子を消費する日(餃子の日)[:]

  3. ワンタンと餃子の違い。

  4. ことわざ餃子

  5. 宇都宮の餃子の歴史

  6. 中国の餃子の具について

最近の投稿

https://www.nihon-gyouza.org/attachment-sitemap.xml