今回は少し残念なお話。
「全国餃子サミット協議会」という団体のホームページに当会の名称が名指しで表記されています。そのあとに「“全国餃子サミット公認”という冠の無い「全国餃子まつり」は、「全国餃子サミット協議会」とは一切関係ありません。」と記されています。そこに含めれば良いと思うのですが、実際は個別に名指しされておりましたので、その話を少し。
ご当地餃子会は「全国餃子サミット協議会」とは一切関係がございませんので、お間違いのないようにお願いいたします。
その理由は「餃子」という庶民の食べ物ひとつに対して「サミット」「国」というニュアンスをパロディとして使用するセンスは「ご当地餃子会」にはないからです。「餃子」という誰もが知っている食べ物の認知度に乗っかって、もっともらしく見せるのが世の風潮なのは否めない気はしますが。あはは。
「美味しい餃子を食べたい」という期待に対して、地域で消費量を競い合ったり、「サミット」というキーワードの無意味な方向性のブランディングが、餃子をビジネスとして扱う側の自己満足にしか見えなくて、かなり恥ずかしく感じたりもします。
残念がっててもしかたない。
「餃子サミット」でも「餃子国際会議」でも構わないけれど、そういったキーワードを使用するのであれば、ぜひ、イベント企画だけでなく、消費者が満足する「価格の規定」「安全性」「拡張性」を発表してもらえると嬉しいですよね。
例えば、「1つ30g以上1人前5個で300円以内を餃子と決める」みたいな共同声明とか。
ご当地餃子会は「餃子好きな人」「餃子を扱う人」全ての人たちへの、「餃子サミット」という名前の恥じない行動を望んでいます。
美味しい餃子を集めてイベントを開催していることは、とても良いと思いますよ。